ChatGPT や Claude のような AI を、仕事で使う人は珍しくなくなりました。そうなると、「AI が使えます」だけでは選ばれにくくなります。企業が探しているのは、自分たちの業界の仕事を分かったうえで、AI で実際に回してくれる人です。
この記事では、その「AI×ニッチな専門」を見つける手順を、4つに分けて説明します。
1. これまでの仕事を「作業」まで分ける
最初に、これまでやってきた仕事を、作業の単位まで書き出します。職種名ではなく、手を動かしたことを書くのがこつです。
- 悪い例:「EC の運営」
- よい例:「新商品のページの文章を書く」「レビューに返信する」「在庫の数を毎朝表に写す」「月末に売上を集計して報告する」
10〜30個ほど出てくれば十分です。
2. それぞれに「業界の知識が要るか」「AI で速くなるか」を付ける
書き出した作業に、2つの印を付けます。
| 作業 | 業界の知識が要る | AI で速くなる |
|---|---|---|
| 商品ページの文章を書く | 要る(言ってよい表現の決まりがある) | なる |
| 在庫の数を表に写す | ほぼ要らない | なる(ただし自動化のほうが早い) |
| レビューへの返信 | 要る(お店の方針・言い回し) | なる |
両方に印が付く作業が、あなたの「AI×専門」の候補です。知識が要らない作業は、ほかの人や仕組みに置き換えられやすく、AI で速くならない作業は、今の働き方と差がつきにくいからです。
3. 「ニッチ」まで絞る
候補が見つかったら、業界・地域・相手の規模で、さらに絞ります。
- 「EC の文章」→「化粧品の EC の、言ってよい表現を守った商品ページ」
- 「農業の効率化」→「フィリピンの農園の、収穫と出荷の記録を AI で整える」
- 「経理」→「個人の飲食店の、レシートからの記帳」
絞るほど、探している企業にとって「まさにこの人」になります。狭すぎて仕事がないのでは、と不安になるかもしれませんが、最初はひとつの業界で実績を作り、近い業界へ広げるほうが早く進みます。
4. 小さな実績を、見える形で残す
専門が決まったら、小さくてよいので実績を作り、他の人が見られる形にします。
- 自分の仕事や知り合いの仕事で、AI を使って時間がどれだけ減ったかを記録する
- 使った手順(どの AI に、どう頼んだか)を、相手の秘密に触れない範囲で書き残す
- 作業の前と後で何が変わったかを、数字か具体的な例で示す
YATTARU では、こうした実績を、企業が依頼の前に確かめられる形にすることを目指しています。
まとめ
- 職種ではなく「作業」まで分けて書き出す
- 「業界の知識が要る」×「AI で速くなる」が重なるところが候補
- 業界・地域・相手の規模で絞り、ニッチにする
- 小さな実績を、見える形で残す
自分の専門が「これかもしれない」と思えたら、ぜひ先行登録の「あなたの『AI×専門』」の欄に書いてください。β の招待のときの参考にします。
書いた人:YATTARU 運営(フィリピンから、AI を使って運営しています)。記事の誤りやご意見は、ご意見箱から教えてください(登録なしで送れます)。